2021年3月2日の本会議において一般質問を行いました。
目次
質問内容
- 1.子どもたちの発達の支援について
- (1)就学前検診について
- ①集団適応検診(5才児検診)の実施について
- (1)就学前検診について
- 2.新型コロナウイルス感染症対策について
- (1)市内小中学校への休校要請から1年が経過したことについて
- ①児童・生徒たちの置かれた状況と今後の支援について
- (1)市内小中学校への休校要請から1年が経過したことについて
一般質問を動画でご覧ください
桑名市議会HPで公開されている本会議の動画へのリンクです。
動画は全体が1本の動画で公開されているので、質問内容と時間の目安を記載しました。
<00:00>
1.子どもたちの発達の支援について
(1)就学前検診について
①集団適応検診(5才児検診)の実施について
<05:28>
2.新型コロナウイルス感染症対策について
(1)市内小中学校への休校要請から1年が経過したことについて
①児童・生徒たちの置かれた状況と今後の支援について
質問と答弁
1.子どもたちの発達の支援について
<00:00>
(1)就学前検診について
①集団適応検診(5才児検診)の実施について
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市内の小学校で特別な支援が必要な児童が増加しているが、学級運営という面でその一歩手前の段階、うまく集団に馴染めないという児童の増加も見逃せない。
そこで、4才児クラスにおいて集団適応検査を実施し、1年間かけてどうやって小学校につないでいくか、さらには小学校入学後にどうやって集団に馴染んでもらうかということを検討するために集団適応健診を実施してはどうか? -
現在は法律で定められた1歳6ヵ月児健診と3歳児健診で発達状況について確認している。
その後経過を見ていく必要がある場合には「いるか相談」や「どんぐり教室」などの体制を整えて、必要なサービスを案内している。また、保育所へ入所している子どもには「CLMと個別の指導計画」を活用して子どもの発達支援に取り組み、子どもたちの育ちを見極め、適切な支援の実践につなげている。
今後は、集団適応健診の事例も参考し、就学に向けたよりスムーズな切れ目のない発達支援のあり方を検討していく。
2.新型コロナウイルス感染症対策について
<05:28>
(1)市内小中学校への休校要請から1年が経過し、今後の対策は?
①児童・生徒たちの置かれた状況と今後の支援について
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昨年、2月の休校要請の際には、児童・生徒の保護者からの多くの保護者の不安の声があり、民間ではフードパントリーなど、今日・明日をしのぐための支援を続けてきた。
一斉休校から1年が経過して、子育て世代、特にひとり親の抱える困難も、収入が低下したまま改善しないなど、弱い立場の人たちの困難が固定化してきており、短期的な対処療法的な支援でなく、長期に渡る支援が必要になってきていると感じている。
そのために、まずは現状を正確に把握することが必要だが、現在の子どもたちを取り巻く状況の把握や今後の支援をどう考えているか? -
現状の把握については、子ども子育て会議や要保護児童及びDV対策地域協議会など、さまざまな機会を捉えて意見をお聞きしている。
学校現場でも、臨時休業明けに子どもたちの心身の状態を問うアンケートを実施するなどして現状把握に努めている。今後も、コロナ禍での課題の実情把握に努め、関係部署が十分連携を取りながら、子どもたちをはじめ、家族全体を支援できるような取り組みを進めていきたい。
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教育委員会として、コロナ禍の子どもたちへの影響と今後の対応をどのように考えているのか?
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コロナ禍により経済格差が広がったと感じており、その結果、子どもたちの学力格差や生活面での影響が出ている。
子どもたちの置かれた状況を把握し、関係機関と連携して新しい社会構造に対応できるよう努める。