今日は新型コロナウイルス感染症対策のため臨時会が開催されました。
新型コロナ対策としてはすでに3回目の臨時会となり、緊急経済対策としての「プレミアム付き応援食事券」(参加店舗はこちら)を中心とした第1弾、収入が減少した方への生活支援策を中心とした第2弾に続き、「特別定額給付金」や子育て世代への「臨時特別給付金」などの国の施策への対応と、「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」の創設をはじめとした対策案が示されました。
提出議案の提案説明
今回の議会で市長から提出された議案に関する提案説明です(桑名市議会HPより転載)。
議案の詳細は先日の議会運営委員会の報告に掲載しています。
国の施策への対応
- 「特別定額給付金」
1人あたり10万円の給付のための補正予算です。約140億円の給付金のほか、申請書の発送をはじめとした事務の全額が国から支出されます。 - 子育て世代への「特別給付金」
新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世代の支援のための、児童一人当たり1万円の給付金が支給されます。
<対象者>
・令和2年4月分の児童手当の支給を受けている方(令和2年3月31日時点での居住市町村から支給)
・令和2年3月まで中学3年生だった児童がおり、3月分の児童手当の支給を受けている方(令和2年2月29日時点での居住市町村から支給)
※特例給付の方(所得制限により、児童1人あたり月額5,000円が支給されている方)は対象となりません。
なお、子育て世代への「特別給付金」は児童手当の振込先口座に入金されますので、申請の必要はありません。
桑名市の施策
- 「新型コロナウイルス感染症緊急対策基金」創設
今後の新型コロナウイルス感染症対策の財源として、11億1,140万円を確保しました。
この基金の原資は10億円を財政調整基金、1億円をふるさと応援基金、1,140万円を市長や議員の期末手当の減額分と議員の政務活動費の削減分から充当しています。 - 教育ICT環境整備事業費
もともと今年度は市内の公立小中学生に1人1台のiPadを貸与できるように準備を進めていました。
これを校内だけでなく、持ち帰って自宅のWi-Fiに接続できるようにするために費用を増額しました。 - 新型コロナコールセンター事業費
生活支援や事業者支援等のために様々な給付金などが準備されています。とはいえ、申請方法がわかりにくいなどのご相談が少ないくないので、行政書士会と協力して無料電話相談のためのコールセンターを開設しました。
水道料金の無料化
多くのお問合せや要望を頂いている水道料金の無料化について市長から言及されました。
現在6月~9月分の4ヶ月分について、上水道料金の基本料金の無料化が検討されています。
6月定例会に提出される予定なので、提出議案の詳細がわかりましたら改めてご報告させていただきます。